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活動拠点

 稲毛ヨットハーバー

 稲毛海域

 強風地帯

 コンディション
イエロー


  
  稲毛ヨットハーバー        
   
  稲毛ヨットハーバーは東京湾の最深部にあり東京の東30kmに位置します。     パラグライダーからの空撮です。 
   
   パラグライダーからの空撮です。   パラグライダーからの空撮です。 
   
  稲毛ヨットハーバーは千葉市営の施設で市の財団により運営されており、海浜公園の緑深い林の中にあります。    中学・高校・大学のヨット部はもとより広く社会人のセーリング基地となっています。  
   
  出入り口は水路になっているため大変狭くタックタックを強いられるため、大型のカタマラン向きとは言えません。     ハーバーヤード内の移動(TAXI)はこんな感じです。艇寸法が大きいため取り回しが大変です。  
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  稲毛海域         
   
  稲毛ヨットハーバーは住宅地域の真ん中にあり、住宅地域を挟んで片側は商業地域が隣接し、もう片側は重化学工場地帯となっています。
そんなわけで私達のセーリングは、西側幕張メッセの摩天楼群と東側工場群の沖合いを往復することとなります。     
   
  現在建設中の「東京スカイツリー」は工事の進捗具合が手に取るように判ります。      「ボラ」  群れを成して海面に跳び上がりその真ただ中にトーネードで突っ込むと、艇体やクルーの身体にバンバン衝突してきます。
魚体が大きいため痛さもハンパでなく、体のあちこちが青なじみになります。   
     
   殺人魚「ダツ」  歯が鋭く細長いクチバシが人の喉に刺さったら怪我だけではすみません。

いろいろな意味で自然の豊かな海域です。
  帆走海面に隣接してラムサール条約で指定された干潟があるくらい野鳥の豊かな海域です。
渡りの前後の期間には一旦集合するらしく海面はこの通り・・
鳥と混ざってのセーリングです。  
       
  さよりです。     
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 強風地帯       
稲毛は東京湾の最深部に位置するため風の通り道にあたり、ほぼ常時セーリング適した強風が吹いています。私達はこの風を肌で感じる以外に、周囲の工場の煙突、風力発電用風車そしてハーバーの「吹流し」などから感じることができます。    
     製鉄工場の煙突 
     海岸に建つ風力発
 電風車
    東京電力の大型風車 
  独立行政法人新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の風況マップ。青(弱)から赤(強)で表示。千葉周辺は都市部としてはまれな風に恵まれたセーリング適地です。        
      
寄せ来る波に飲み込まれるクルー
  千葉ロッテのホームグラウンドのマリンスタジアムは稲毛海域に隣接して立っています。
ここは強烈な海風で有名で、強風による試合中断は良くあることです。  
  南西強風の時は東京湾入口から来る「うねり」と防波堤で反射した波が合わさって三角波が発生し易いのです。
そのためクローズホールドでカタマランは波に突っ込むため、乗組員は次から次へと押し寄せる三角波に翻弄されます。
トラピーズに出たクルーが後ろに飛ばされて叩き付けられることも多く、足を固定するフットストラップや体の位置を固定するロープをバウから取っています。
30秒に一度バケツで水を掛けられるジェットコースター」 とは強風下のトーネードセーリングを的確に言い表した表現ですが、中耳炎から耳を守るために「耳当て帽子」は必須アイテムとなっています。 
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 コンディションイエロー       
ハーバーでは事故防止のため海況コンディションを三通りに分けて表示しています。
青黄赤の三色吹流しによる表示で、以下の通りです。実際赤旗時では東京湾縦方向距離分の成長した「うねり」が強く、波に突っ込む船型を持つカタマランでは帆走不可能になってしまいます。
それで私達は8~10m/秒の強風を楽しみに帆走しています。合言葉は
「WE LIKE CONDITION YELLOW」です。     
     
  コンディション・ブルー
弱中風/
全員帆走可能 
コンディション・イエロー
強風/
熟達者のみ帆走可能  
  コンディション・レッド
烈風・嵐/
全員出艇禁止  
 
           
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WE LIKE CONDITION YELLOW  

           
           
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